新幹線 往復割引 回数券 比較

回数券と往復割引の料金比較

営業距離601キロ以上の区間で、往復の乗車券を同時購入すると適用される往復割引。
4枚・6枚など複数枚単位で購入すると料金が安くなる回数券。

 

往復割引は一定の距離を超える区間でしか適用されませんが、回数券はその区間に設定さえあれば、距離に関係なく料金が安くなります。
往復割引が使える区間でも、回数券の設定があれば、どちらかを選んで利用することができます。

 

そんな時に気になるのは「回数券と往復割引はどちらが安いか?」ですね。
1枚当たり片道の実際の料金を比較してみましょう。

 

1.東京〜広島

往復割引を指定席で利用すると、片道の料金は17,910円。
回数券は6枚で106,200円、1枚当たりの料金は17,700円。
回数券の方が片道210円安いです。

 

2.新大阪〜博多

往復割引を指定席で利用すると、片道料金は14,430円。
回数券は6枚で79,620円(1枚13,270円)、または「山陽新幹線4枚きっぷ」で4枚53,880円(1枚13,470円)。
6枚単位・4枚単位でも安いのは回数券。

 

3.東京〜秋田

往復割引を指定席で利用すると、片道の料金は16,810円。
回数券は6枚で82,080円、1枚当たりの料金は13,680円。
回数券の方が片道3,130円も安いです。

 

東海道・山陽新幹線以外の回数券

東北新幹線では、東京から回数券の設定があるのは盛岡まで。
ところが、東京〜盛岡では往復割引の適用距離に満たないため、料金の比較はできません。
また、九州新幹線や上越・山形・北陸新幹線なども回数券の設定はありますが、最長距離でも往復割引の適用距離には足りません。

 

回数券と往復割引の特徴&違い

料金を比較してみると、往復割引が使える区間では、ほぼ回数券の方が安いです。
ところが、往復割引と回数券では、利用条件などが全く違います。
どちらか選択できる時もあれば、どちらかしか利用できない時もあります。

 

それぞれの特徴の違いを確認しておきましょう。

 

回数券

回数券には有効期間があり、基本的に3ヶ月。
また、年末年始やお盆など一部利用できない期間がありますので、この時期の帰省等に利用しようとお考えの方は注意が必要です。
途中下車することはできませんが、その区間であればどちらの駅からも利用できます。
例えば、6枚とも行きの新幹線で使い、帰りは全て飛行機で帰ってきてもOK。
購入単位は6枚がほとんどで、区間によっては2枚・4枚・10枚の設定も。

 

往復割引

往復割引の有効期間は通常の乗車券の倍。(601キロ〜800キロなら4日→8日)
使える時期は一年中で、有効期間内であれば途中下車も可能です。
距離は在来線の距離も含めて超えていればよく、新幹線の区間のみでカウントする必要はありません。
往復分の乗車券を同時に購入することが条件で、子供料金にも適用。

 

どちらを利用すればいい?

回数券と往復割引の特徴から考えると・・・
・年末年始・お盆などに利用するなら往復割引。
・それ以外の時期で、3人での旅行など6枚を1度で使い切るなら回数券。
・3ヶ月以内に回数券を使い切る予定があれば回数券。
・移動途中に途中下車するなら往復割引。
・回数券は子供料金はないので、子供は往復割引。

 

回数券・往復割引だけで比較するとこのような使い方がいいでしょう。
しかし、各区間とも回数券より往復割引より安い方法が必ずあります

 

例えば、東京〜広島・新大阪〜博多ならエクスプレス予約の方が安いですし、東京〜秋田ならえきねっとの方が安いです。
各区間とも往復+宿泊で新幹線を利用するなら、新幹線ツアー(ホテルパック)さらに安いです。

 

どの区間であっても、回数券・往復割引を含め、いろいろな料金を比較することが重要です。
参考:新幹線往復割引きっぷの購入前に!※最も格安な往復方法です。

 

新幹線に乗るなら回数券と往復割引はどちらが安い?関連ページ

早割とどちらが安い?
新幹線の往復割引と早割きっぷの料金比較。往復割引が利用できる区間では早割とどちらが安いのか?両者のメリットや使い分けについての解説も。
エクスプレス予約と比較
新幹線の往復割引とエクスプレス予約について。同時に使うことができるか?どちらが安いのか?についての解説。
トクだ値と比較
新幹線の往復割引とえきねっと「トクだ値」との併用について。同時に使用することはできるのか?どちらが安いのか?について解説。