新幹線 往復割引 グリーン車

新幹線のグリーン車に乗っても往復割引になる?

グリーン車に乗っても往復割引になる?

普通車と同様に一定の条件を満たしていれば、グリーン車に乗っても往復割引になります。
ただし、往復割引で安くなるのは、普通車指定席・自由席と同額です。

 

往復割引の条件は、営業距離往復601キロ以上の同一区間の乗車券を往復分同時購入することです。
有効期間等の条件もありますが、大まかにはこのような条件で、切符の購入方法も変わりありません。
これを満たしていれば、グリーン車に乗っても往復割引になります。

 

往復割引で安くなるのはグリーン車も普通車指定席も自由席も同じで、乗車券(運賃)の1割引。
乗車券の料金は全席同額なので、グリーン車だけ特別に安くなるわけではありません。

例1.東京−広島

普通車指定席:19,440円→往復割引で片道18,250円(差額1,190円)
グリーン車:26,700円→往復割引で片道25,510円(差額1,190円)

例2.新大阪−博多

普通車指定席:15,600円→往復割引で片道14,620円(差額980円)
グリーン車:21,670円→往復割引で片道20,690円(差額980円)

 

普通車指定席とグリーン車では乗車券料金は変わりませんが、特急券料金が違います。
往復割引で安くなるのは乗車券なので、座席はどの座席を利用しても差額は同じです。

 

この往復割引で安くなるのは往復2,000円程度で、東京〜博多でも2,820円しか安くなりません。
そこで、どうすれば往復割引より安くグリーン車に乗ることができるのか?
いくつかの方法をご紹介したいと思います。

 

往復割引より安くグリーン車に乗るには?

往復割引より安くグリーン車に乗る方法を探してみました。
すると、普通車指定席と同じようにいくつかの方法があります。
(普通車指定席については、新幹線往復割引.comトップページ参考)

 

回数券

指定席も回数券の方が安いですが、グリーン車も往復割引より回数券1枚の料金の方が安いです。
東京〜広島間なら、グリーン車回数券1枚の料金は25,290円なので、往復割引より220円安いです。
新大阪〜博多で比較しても、1枚あたり18,910円なので、往復割引より1,780円安いです。

グリーン車用回数券は販売されていない区間も多いです。例えば、東海道新幹線であれば「のぞみ」が停車しない区間での設定は少ないので、そのような区間で料金を安くするなら他の方法を利用しなければなりません。

 

会員制割引予約

えきねっと・エクスプレス予約などの会員制割引予約サービスを利用すると、往復割引より安いです。
例えば、エクスプレス予約なら、東京〜広島で通常予約なら920円、さらに早特なら土日で4,930円安くなります。
参考までに、エクスプレス予約には、「EX予約サービス(往復割引)」を利用することができ、東京〜広島間の片道料金は23,200円で、往復割引単体よりも2,310円安くなります。
エクスプレス予約の会員の方は、往復割引乗車券よりも「EX予約サービス(往復割引)」の方がお得です。

エクスプレス予約は利用できる全区間にグリーン車も割引価格が設定されています。
しかし、えきねっとでは北陸新幹線のグリーン車には設定がないなど、全区間で利用できるわけではありませんので注意が必要です。

 

新幹線ホテルパック

往復新幹線とホテルがセットで抜群に安い新幹線ホテルパック
全区間ではありませんが、新幹線ホテルパックでもグリーン車を利用することができます。
東京〜広島間で利用すると、往復割引を使って往復・1泊するより、1人14,000円以上安いです。
新大阪〜博多間で利用しても、往復割引を使って往復・1泊するより、1人16,000円以上安いです。

 

 

エクスプレス予約などの新幹線割引予約を使っても、グリーン車には安く乗ることができます。
しかし、往復・宿泊するなら、新幹線ホテルパックが圧倒的に格安です!
特に往復割引が利用できる長距離区間では、料金にかなりの差額が出ますので、宿泊される方は必ず料金をチェックしてみてください。

 

 

グリーン車も往復割引より新幹線ホテルパックが格安!

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往復割引の適用距離なら、1人10,000円以上は安く、特に東海道・山陽新幹線はお得です。
宿泊と往復新幹線を、全てネットで予約することができます。
しかも、3日前までに予約したチケットは出発前に自宅に無料宅配。
新幹線の選択肢も多く、当日の出発6時間前まで予約可能です。

 

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